ジャカルタ

ジャカルタ

インドネシアの首都であるジャカルタ首都特別州、通称ジャカルタ（Jakarta）はインドネシア最大の都市である。人口は2200万人（2010年）。ジャワ島の北西岸にある。

1619年オランダの基地として発展し、オランダ本国の先住民バタウィ（Batavi）にちなんで、バタヴィア（Batavia）と改称された。 ジャカルタの名の由来は、16世紀この地に進出を企てたポルトガルをイスラム軍が撃退し、地名を「偉大な勝利の町」＝ジャヤカルトと改めたことによるという。

バス、タクシー、バイク、バジャイ（オート三輪）等、ジャカルタ市内は交通量が多く車が途切れることがない。ジャカルタの交通マナーは悪く、ジャカルタでは、しばしば信号が故障して無点灯になったりするが、そうなると、交差点の中心で数台が先を急いでバンパーをぶつけあって立ち往生しし、後続車はそれをよけて進行しようと反対車線を渋滞させたりと、混乱の渦になる。

また、ジャカルタは治安が悪い。ジャカルタの熱狂的に混雑している状況の中では、スリやひったくりなどは町が混乱している時を狙っている可能性が高い。泥棒達は、主要な観光名所のコタ地区や、海岸の歴史的な港、公共交通機関の停車場所のような人が集まる場所で特に多く見受けられる。ジャカルタにいる日本人は、非常に混雑している場所にいる時は、いつも貴重品を腕に抱えて持ち、注意する必要がある。

ジャカルタでは貧困が幅広く存在する。貧困の中では、人は必然的に自暴自棄に育て上げられる。従って日本人は、夜に外出する際には特別な注意を要する。人がほとんどいない海岸沿いの地域や暗い通りや地域に行くことは、極力避けなくてはならない。夜間に移動する場合はタクシー利用が最良であるが、その際にも十分注意が必要である。運転手が特定されぼったくりを防げるという観点から、電話で迎車タクシーを呼ぶ方法が好ましい。通りで止めたタクシーでは、大金をふっかけられたり、強盗にあう可能性もある。

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