インドネシアの人口

インドネシアの人口

インドネシアは人口大国

インドネシアは人口大国である。約2億3800万人（2010年。インドネシア政府推計）で中国、インド、米国に次ぐ世界第4位の人口を有し、しかも人口構造がきれいなピラミッド型になっており、若年世代の層が厚い。今後10年間で約2500万人の人口増が見込まれている。生産人口は63％に達する。 一方で失業率も高いことから働く人々の労働意欲は高いと言える。 また近年では、農村部から首都や地方都市への人口流入が顕著である。このような都市化は高度成長期の日本と同様の現象で、一次産業から二次産業へのスムーズな工業化を後押しするとともに、所得の増加が期待される。

年齢構成

0〜14歳: 29.1% （男性35,823,456; 女性34,590,631)
15〜64歳: 65.7% （男性79,447,560; 女性79,449,399)
65歳以上: 5.2% （男性5,526,389; 女性7,136,444）（2005年)

平均寿命

総人口: 69.57歳
男性: 67.13歳
女性: 70.13歳（2005年)

インドネシアの2050年の推計人口は約3億人である。全国民の半分以上がジャワ島に集中しているため、1945年の独立後から長期にわたり、国の政策として比較的人口の希薄なスマトラ島、カリマンタン島、スラウェシ島に住民を移住させるトランスミグラシと呼ばれる人口移住政策を行い、20年以上の累計で3百万の人々をジャワ島からほかの島々へ移住させた。

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